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2010の最近のブログ記事

ソマリア動画(2010年11月撮影)

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前回取材時に撮影してきた動画を簡単に編集しました。

モガディシュ到着→モガディシュの景色→AU(アフリカ連合)軍の装甲兵員輸送車での移動→モガディシュ中心部→AU軍とアルシャバブが奪い合っている戦術上重要な拠点のビルの屋上→AU軍コンパウンドへの帰投

という流れです。

いよいよソマリアへ

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ソマリア民兵

前回(2002年)訪問時のソマリア

紆余曲折がありすぎましたが、なんとか明日(15日)から水曜日(17日)まで、AU(アフリカ連合)軍として現地で活動中のウガンダ軍に従軍し、ソマリアの首都モガディシュに行けることになりました。

前回訪問したのは2002年1月。
当時のソマリアはたとえるなら日本の戦国時代。首都モガディシュの覇権を巡り、10近い軍閥の間で争いが行われていました。
その後暫定政府ができ、いくつかの軍閥間で和解もみられましたが、イスラム過激派が反暫定政府の武装勢力以来ソマリアの状況が大きく良くなることはなく今にいたります。

ソマリアの歴史・紛争の詳細はこちら(外務省HP)をご覧頂くとして、私の今回の取材目的は、今月初旬に国連でも報告された「武装組織による子ども兵士徴用問題」です。
ウガンダ北部の武装組織LRAに誘拐され、兵士にされた子ども達を長く取材させてもらってきましたが、どうやらソマリアも以前からの噂以上に、相当酷い状況にあるようです。

若干LRAのケースと違っているのは、誘拐ではなく本人の合意による徴用という名目になっていることなのですが、実際のところは避難民キャンプや市井で暮らす人々に強いプレッシャーをかけ、ほぼ強制的に子ども達を供給させているケースが多いというのが実態のようです。

本当は現在中央アフリカで依然、誘拐を始め残虐な活動を続けているLRAの取材にも行きたかったのですが、こちらは誰に聞いても「あ~、それは無理」との回答で、正規のラインでは行けなさそうなので、今回はソマリアに絞って取材をしてきたいと思います。

最も、実際に現場に行ってみないことには、何をどこまで取材できるか分からないのですが、3週間かけて得ることができたこの機会、しっかりと現地で何が起きているのか、見てきます。


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ウガンダ大統領選挙

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今年の取材で何度も行く手を阻まれているのは、ウガンダ大統領選挙キャンペーンです。

アフリカの選挙では血が流れるシーンばかりが日本には伝わりがちですが、日本の選挙とはひと味違い、なかなか面白いこともあります。

この動画は、最近必ず一日に一度は目にする、現大統領ムセベニ氏のオフィシャルラップビデオです。

現地の雰囲気もあるのでしょうが、ここ数日、耳から離れません…。





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コロンベ

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コロンベ

やっと14歳になっていたコロンベ(左から2番目)。

本日、娘のコロンベに会いに行きました。
前回会った時よりさらに少し背が高くなっていた彼女は、嬉しいことに今年からセカンダリースクールに通っているそうです。

そしてここ最近恒例になっている年齢について恐る恐る尋ねると、「14歳になった」とのこと。
長かった永遠の12歳がやっと終りました。(過去の記事参照

相変わらずシャイで、自分のことを話すときは呟くように小さな声なのですが、「得意な科目は英語とフランス語」というだけあって、英語は前回会ったときより遙かに上達していて、普通に会話ができるレベルになっていました。(次回は確実に私より上になってるんだろうな…)
ちなみに将来の夢は、お医者さんになりたいそうです。

ルワンダ内戦が生み出した戦災孤児の一人である彼女に初めて出会ったのは1997年。
おそらく彼女は2歳くらいだったと思います。
その後毎年写真を撮らせてもらってきたのですが、彼女はフランス語とルワンダ語しか話せなかったため常にだれか通訳が必要でした。(私もフランス語を勉強しようと本は買いました。本は…)
「いつか直接話しをしたい」というのが夢だったので、色々と話しができて本当に嬉しかったです。

マルティン家

私が名前をつけさせてもらった赤ちゃんと、その両親

そして、もう一つ嬉しいことがあります。

前回のルワンダ訪問中(昨年12月)、コロンベを育ててくれている家族のお嬢さんが男の子を出産し、その翌日にお祝いに病院に行ったところ、その子の名前を日本語でつけて欲しいと言われ、厚かましくも私が名付け親になりました。
(恥ずかしいので、どんな名前をつけたかは秘密です)

てっきり私はミドルネームだと思いこんでいたのですが、今日、その子にも会いに行ったところ、なんとファーストネームでした。

とても可愛い利発な子で、これからルワンダに来る楽しみがまた増えました。

明日、再びウガンダに戻り、再度ソマリア行きの調整に入ります。
なかなかうまく事が進まず、ちょっと落ち込んでいたのですが、このルワンダ訪問で色んなモヤモヤが吹っ飛びました。
また明日から気持ちを新たに、頑張ります!



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一週間経ちましたが…

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現大統領のムセベニ氏

ホテルを出たところに貼ってあった、現大統領ムセベニ氏のポスター

Twitterには書きましたが、今日は来年の選挙に向けてのノミネーーションデーだったらしく、コンタクトする予定の皆さん、大統領一緒に国内を走り回っているらしく、誰も携帯の電源が入っていませんでした。

日本を出発して、はや一週間。
焦る気持ちを必死で押さえています。

明日こそ、いい日になりますように!


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今回こそは!

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川になった道路を走る車

突然の雨で川のようになった道路。そこかしこで車がスタックしていた。

今回の取材、第一回目のブログ更新です。

更新があまりにも久しぶり過ぎて、自分で作っておきながら写真のアップの仕方をすっかり忘れていました…。

それにしても、Twitterいいですね~。
私の携帯はいまいち近い勝手が良くないので、どうしても誤字脱字が多くなってしまうのが難点ですが、htmlのタグも自分で書かなきゃならないブログと違って(自分でそのような仕様にしてしまったのですが…)、とても楽に書くことができます。

あと、ブログの場合は書くことをある程度決めてから書かなきゃならないのに対し、その場の状況を伝えるのをメインにTwitterを使うと、いつでも時間があるときに書けるのが本当に便利です。

ということで、今回は取材状況を伝えるのは「Twitter」、ある程度まとまった話や写真を掲載するのは「ブログ」という形で進めていきたいと思います。

本日は無事にキーパーソンに会えたものの、ひっきりなしに来訪者があり、とてもゆっくり話せる状況ではなかったので(まあ、ほとんどアポ無しと同じでしたから)、わざわざ夕食に招待してくれました。

前回と同じにならないように、しっかりと今後のスケジュールを組み立てて行きたいと思います。



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アフリカ取材に行ってきます

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ほぼ9ヶ月ぶりのブログ更新です。
明日(正確にはもう今日)からアフリカに行ってきます。

いつものことながら色々ドタバタで、直前まで準備も終わらず、下手すると今夜も徹夜になるかもです。
今回は、前回の失敗を教訓に、ターゲットを絞ってしっかりと取材スケジュールを組み立てたいと思っていますが、いったいどうなることやら…。

あっ、あと、今回からTwitter始めました
ブログを書くのは時間がかかるけど、Twitterなら、こまめに更新できるはず…。

もしよろしければフォローしてみてください。

帰国しました

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木陰で休む子どもたち

ニコラスと一緒に暮らしている子どもたち。

予定通り先週金曜日(8日)、無事に帰国しました。
しかし、飛行機内の乾燥にノドと鼻をやられ風邪をひいてしまったようで、最後まで踏んだり蹴ったりでした。
幸い、土日は寝て過ごしたので、ずいぶん良くなりましたが…。

今回の取材自体は、正直、とても成功とは言い難い内容でしたが、「自分自身への戒め」と「今後どのように取材方法を変化させなければならないのか」を考える上では、非常に良い勉強になりました。

次回は夏頃を考えているので、それまでに高い授業料を払って得た経験をしっかりと自分のものにしたいと思います。

帰国の途へ

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夜の首都カンパラ

夜の首都カンパラ。町の中心にあるタクシーパークは帰宅途中の人々で賑わっていた。

いよいよ本日、帰国の途に着きます。

「今回の取材は空振りに終わった」と色んな人に愚痴っていましたが、冷静になって考えてみると、ここ最近がちょっとうまくいっていただけで、予定通りの取材が出来たことは、ほとんどなかったと、過去を振り返って思い出しました。

詳細な反省は帰国してからするとして、今回の最大のミスは、「大きな取材には、どんなにコネがあってもそれなりの時間が必要になる」という点を軽んじたことだと思います。

前回のガランバ・フォレスト取材は、たまたま幸運が重なり、偶然にも短期間で実現しただけなのに、今回はルワンダ大統領のインタビューと、ソマリア・中央アフリカ、そしてカラモジョと、わずか一ヶ月の滞在(それもクリスマス・新年を挟む最悪なタイミング)で全てを実現しようとした結果あまりにも単純であり、かつ初歩的なことを忘れていました…。

いい年をして恥ずかしい話ですが、今回の失敗を教訓に、次回以降に活かしていきたいと思います。

回線の都合等でアップ出来ていない「面白い話」や「ちょっといい話」もあるので、反省の意味も込めて、今回こそは帰国後に「まとめ編」をアップする予定です。

(付記)

このまま何もなしで終わるのはさすがに悔しいので、ちょっとした企画(結構無謀な)をウガンダで進めています。
こちらも時間がないので若干厳しいのですが、うまくいったらブログで報告します。

謹賀新年!――なのに仕事納め…

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コロンベとその家族

また一段と成長していたコロンベ(左から3番目)

あけまして、おめでとうございます。

私は新年をルワンダで迎え、翌2日、ウガンダに移動しました。
ルワンダで電源コードが破損し「帰国までPCを使用できないかも」と、心配していましたが、幸い、大半の店が閉まっている日曜日の首都カンパラを探し回り代替品を確保したので、ブログを再開します。
(4000円近くしましたが、電圧を調整でき、PCと接続する部分も各種アタッチメントで変更可能な優れものです。ただ、金属部分を触るとビリビリするのが難点です…)

ウガンダと日本の時差は6時間です。
今こちらは1月4日の深夜2時。

本来なら12月23日の記事で「最悪、すべての取材が駄目になった場合は―」と書いたように、昨日から准将と一緒にカラモジャ地方に滞在中のはずです。

「出発の予定が変わって4日出発になったから、明日(3日)もう一度電話して。詳細はそのときに伝えるよ」と、一昨日(2日)ルワンダを出発する前にかけた電話で確かにそう准将は仰ってました。

ギブアップ+ハプニング発生!

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ルワンダの首都キガリの

前回よりいっそう煌びやかになったキガリの夜景

いよいよ今日で2009年も最後ですね。
もうお気づきの方も多いかと思いますが、今回の取材で私が一喜一憂していた「某A国大統領へのインタビュー」というのは、今滞在中のルワンダ・カガメ大統領のことでした。

駐ウガンダ・ルワンダ大使が紹介してくれた担当者に、ウガンダを出発する前に「到着後、連絡するのでよろしくおねがいします」という旨のメールを送り、一昨日にルワンダ到着してからも電話をかけていたのですが、なかなか連絡が取れず、先ほどやっと話すことができました。(ルワンダの省庁は、31日も仕事らしいです)

が、結果は「ごめんなさいね~。年末なんで、さすがに色々と忙しくて、電話にでられませんでしたわ~。ん~、今日来てもらっても今日中に日程を決めることは出来ないんで、年明けの月曜日、4日に来てもらっていいですか。それから調整しましょう」、とのこと。

――、まあ、当たり前ですよね…。

ルワンダへ

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雨のカンパラ市街

雨のカンパラ市街

滞在中のカンパラでは、ここ一週間ほど、天気の良くない日が続いています。

結局昨日も大きな進展はなく、いつまでも待っているわけにはいかないので、本日夜、ルワンダへ移動することにしました。

残された日数は10日を切りましたが、未だこの先どう展開するかわかりませんが、とりあえず正月はルワンダで迎えることになりそうです。

半年ぶりにコロンベと会えるのが、楽しみです!

取らぬ狸の皮算用 in Uganda

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カンパラのショッピングモール

カンパラのショッピングモール「ガーデンシティー」の入り口で踊っていたサンタの人形。
買い物している人は、みんな楽しそうでした。なんてったって、4連休ですもんね。

久しぶりの年末年始にかけての取材。
すっかり忘れていたのですが、一つとても重要なことを思い出しました。

「この時期、人と会う事は、ほぼ出来ない」

今日は日曜日。
昨日は土曜日。

金曜日はクリスマス。

木曜日はクリスマスイブ。

こちらは、都合4連休です。

そして今週は年末。
しかし日本とは違い、こちらの休みは大晦日と元日だけ。

でも今年は――

状況は、さらに微妙な方向に

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ウガンダ北部の雑貨屋

グルの雑貨屋

昨日の決戦を終え、状況はさらに微妙になってきました…。

結局、某A国大使とは無事に会えましたが、「なぜに同時に…」と余計な心配をする必要もなく、ジェネラルからの電話はありませんでした。(むしろなくて良かった)

A国大使との面会は、A国で手続き上必要となる正式な形での書類提出を行った後、実際に大統領にインタビューしたい内容を具体的に聞かれました。

ナイル川のカバ

ナイルでくつろぐカバの群れ。
カバは糞をするとき、尻尾で自分の糞をまき散らします。今回は距離があったので大丈夫だったのですが、遠い昔、幼稚園の遠足で行った地元の動物園。間近から散弾銃のように襲ってくる糞から逃げまどう友人たちの姿。現場は阿鼻叫喚の地獄でした。

先の記事でキーパーソンから電話がかかってきたと喜び、慌てふためいてホテルを出て行こうとしたのですが、彼から教えてもらったら某A国側関係者の電話が繋がらない…。
「またか…」と気落ちしつつも根気よく30分毎にかけ続けたら、3時間後にやっと繋がったので、それはもう一生懸命に事情説明しました。

「○○さんの紹介で電話した■■という者で、△△という話などを貴国大統領に伺いたいので、是非ともその機会を与えてもらえないでしょうか?」と、拙い英語でまくし立てるように話し終わった直後、少しの間があり、

「すいません、何をおっしゃってるのかわからないんですけど…。あなた、どちらにおかけですか??」。

――教えてもらった番号、違ってました……。

待ってます…

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ウガンダを流れるナイル川

悠久の時を感じさせるナイル川の流れ

キーパーソンとその家族を20日の夕食に招待していたため、同日、グルからカンパラに戻りました。
前回のブログ更新時までは順調に進んでいた取材ですが、ここはアフリカ、やはりそんなに甘くはありません。

結局グルでの取材も、諸々の調整がうまくいかず、予定の半分くらいしか消化出来ませんでした。

そして、カンパラに戻ってきてからは、例の大統領へのインタビューの可否が確定するのを、いつものごとくホテルで待つ昨日今日です。
(可能でも不可能でも、とにかくこれが決まらないと、全く他のスケジュールを組めないんです……)

と、泣き言とグルの話をアップしようとしていた今、電話が!

すこし進展がありそうな気配なので、ちょっと出かけてきます。

グルには無事に到着したものの――

グルの町中

グルの復興は順調に進んでいる。
前回はデコボコの土の道路だった通りも、きれいに整備されていた。

グルには予定通り、(今回は車の故障もなく)一昨日の午後、無事に到着しました。
そして現在予定通り取材を進めています。

しかし、ネットへの接続にUSB型の機器を通して携帯電話会社が提供しているモバイルデータ通信サービスを利用しているのですが、利用者が増加したせいか、サーバーや回線自体の問題なのか、とにかく遅い…。
平均1KB/sにも満たない、気が遠くなるようなスピードです……。

しかもたびたびデータの送受信量が「0」になってしまうので、認証が必要なページにはほとんど接続できない状況で、ブログのアップはおろかメールの送受信もままなりません。

そのため今はサイバーカフェ(日本でいうところのインターネットカフェ)に来て、これを書いています。

ウガンダ北部へ

94歳の老人

カンパラ市内で出会った、グル出身の老人。彼曰く、1915年生まれの94歳とのこと。

某A国大統領インタビューに必要な書類は、なんとか月曜日の午前中に完成しました。
後はキーパーソンと大統領のスケジュールが空いているがどうかの運に任せつつ、本日(16日)から20日まで、ウガンダ北部・グルに行くことにします。

初訪問の2000年から今回で都合9回目の訪問になるのですが、本当に凄い勢いで復興と開発が進んでいて、相変わらずそれに伴った物価の上昇もすさまじいようです。
誰に聞いても「グル!? ホテルも食事も何もかもが狂ったように高いよ」と、その異常な状態はウガンダのみんなが知っているようです。

今回の目的は、数年前から追跡取材させてもらっている元子ども兵士のニコラスに会うことと、書籍用の追加取材としてLRA(神の抵抗軍)の母体になったといわれてるHSM(聖なる魂の運動)の創始者、アリス・ラクウェナの足跡をたどることです。(多くの方からお叱りを受けていますが、今回の取材を最後に、本当に今度こそ本格的に執筆します…)

メイン取材の調整は、あいにく鍵となる将軍二人と連絡がまだとれず、将軍たちの次に頼りになる准将は来週月曜日まで地方にいるとのことで、まだ棚上げ状態です。

前回は車が故障し、通常4~5時間ほどのグルまで12時間かかりました。(思い返しても大変だった)

明日は道中無事に何事もなく、着けることを心から祈っています…




【付記】
今回はスティーブンが、「グルにも暫くいってないし、久しぶりに一緒にいこうよ」と言い出し、今のところは5年ぶりに一緒に行く予定です。

(一応スティーブンは旅行会社の社長だったりします。なのに会社を5日間も空けていいのか?本人は「ノー・プロブレム!」と言ってましたが…)

予定外の展開

ホテルの部屋から見た雨模様

今日のスコールは結構長時間続きました。

昨日の結婚式の後、前回ガランバフォレストでの取材でもお世話になったウガンダにおける私のキーパーソンに会いに行きました。

目的はお土産を渡すことと、今回のメイン取材の可否についての感触を確かめるため

のはずが、思わぬ展開になりました。
メイン取材に関しては「いや~、あそこは本当に今は危ないからね~」と、あまり良い感触ではなく「やっぱり、場所が場所だけに、一筋縄ではいかないか…」と今後の手の打ち方について考え始めたところ、「後はどの国に行く予定なんだい?」との質問。

(あっ、話をはぐらかすつもりかな。そんなに厳しいのか…)と若干落胆しつつ、訪問予定の国名を答えました。

するとまったく想定していなかった質問が――
「某A国の大統領にインタビューしたくないか?」

青天の霹靂でした。

某A国大統領へのインタビューは、フリーの私にとってあまりにも壁が高いため、長年にわたり完全にあきらめていたのです。

もちろん私は二つ返事で「Yes!!」と答えましたが、気になるのはなぜ突然そんな話をキーパーソンが持ち出してきたかということ。
(まさか、また?)と思いつつ「ひょっとして、お友達?」と聞いてみたところ、「もちろん。とても親しくしているよ。ちなみに某B国の大統領も友人だから、インタビューしたいなら言っておくれ」との回答。

いやはや、なんと顔が広い…。
というわけで、うまく某A国大統領のスケジュールに空きがあれば、完全にあきらめていたインタビューが出来るかもしれなくなってしまいました。

もっともそのためには、明日中に英語で身上書などを作成して提出しなければならないのですが…。
間に合うかな……。

ウガンダの結婚式と披露宴

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結婚式中の新郎新婦

結婚式中の新郎新婦。一番右側にいるのが、スティーブン。

今までアフリカの結婚式は、モロッコとルワンダで参列させてもらったことがありました。
しかし残念ながら両方とも新郎新婦と直接の知り合いというわけではなく、その友人に招待されての参加でした。

残念ながら今回も新郎新婦とは会ったことがありませんでしたが、2000年にエボラ出血熱の取材に同行して以来の友人であるスティーブンが、花婿の介添え役である「Best Man(新郎にとって最も重要な人がお願いされる、とても名誉な役割)」として式に出るため、良い機会だから私にウガンダの結婚式を見てもらいたいと考え招待してくれたようです。
(*先日の記事で「媒酌人」と書きましたが、微妙に違いました)

飾りをつけた車

移動中に新郎新婦が乗る車は、リボンで飾りつけられています。昨日は日取りが良かったのか、式場に向かう間に20台以上、同様に飾り付けられた車を見ました。

式が行われている場所に私が到着した時、すでに式は終盤に差し掛かっていたのですが、幸せそうな新郎新婦の横で、新郎とまったく同じ衣装(そういう決まりらしい)を纏ったスティーブンが、予想通り、緊張してぎこちない笑みを浮かべている姿を見ることが出来ました。
(彼とは長いつきあいなので、双方の失敗や笑い話を知り尽くしています。たまにその出来事をネタに話をするので、今回の緊張した顔も良いネタになりそうです)

カンパラ

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#.jpg

カンパラの町並み。ごらんの通り結構な都会です。基本的な日常生活には、まったく困りません。

ウガンダ到着4日目。
昨日は無事にプレスカードも入手し、徐々に取材への準備を整えています。

それにしても相変わらず渋滞が酷い。
左の写真の通り、カンパラは結構な都会です。

そのため多くの車が町中に流入してくるのですが、その台数に道路のキャパが全く追いついていないため、いつも至る所で渋滞が発生し、クラクションが鳴っています。

さてさて、こちらも週末
窓の外ではパーティーがあるらしく、大音量で音楽が鳴り始めました。

今から私も結婚式に参列してきます。
10年来の友人であるスティーブンが、ウガンダ人カップルの結婚式で媒酌人をつとめるらしく、なぜか私も招待されました(新郎新婦とはまったく面識ありませんが…)

#.jpg

ホテルでの夕食。インド人が経営するホテルなので、ここのところ毎日インド料理料理三昧です…

それにしても、ウガンダの結婚式でも日本と同じように媒酌人というシステムが存在することは知りませんでした。

普段は過ぎるほど冷静沈着なスティーブンですが、特殊な状況下では意外と緊張するところもあるので、無事に媒酌人を努められるのか、見守ってきます

ウガンダ着

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ドバイの高級ワインバー

トランジット中のドバイにて。

今回は不時着でどこかの国に寄ることもなく、昨日、無事にウガンダに到着しました。

まあまったく何事もなかったというわけではなく、羽田のカウンターでチェックインしようとすると係員の方が「あれ??」というリアクション。
その後、何度もどこかに電話をかけて何かを確認している様子。

どうやら日程変更が完了していたはずのチケットが、実際は変更されていなかったようです。
結局、関西空港ですでにウガンダの代理店に支払い済みの日程変更代金を再度支払い、座席に空きがあったので何とか無事に乗ることが出来ました。

前回とは違い、比較的に順調にスタートした今回。
良い取材が出来るように、今から各種調整に入ります。

(写真説明)

世界的にそうなんだと思いますが、ドバイ空港における喫煙者の扱いは残酷です。
もし無料でタバコが吸いたいなら、だだっ広い空港のはずれにあるただ一カ所の喫煙所に行かなければなりません。
今回私が搭乗予定のゲートは真反対にあったため、片道15分もかかるというのです。
そんなに時間に余裕がなかったため、旅のはじめから贅沢だと思いつつも、出発ゲートのそばにあったもう一カ所の喫煙できる場所「高級ワインバー」に入ってしまいました…。

そこまでして吸わなくても。という声が聞こえてきそうですが…。

いよいよ出発です。が……

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ウガンダに残してきた荷物

これだけ現地に置いてると、スーツケースも軽いです

なんか変です。
思ったよりも準備が早く終わってしまいました。

ん~、でも忘れ物がありそうで怖い…。

前回、ウガンダの友人に重い荷物や日本で使用しない物を預けてきたので、いつもと比べるとパッキングも比較的スムーズに終わりました。

スーツケース内も余裕があるし(入っているのはほとんどお土産関係)、カメラバックもコンパクトな機材を導入した関係で、いつもより軽い。だからこそ、自分の性格を考えると、なにか忘れていそうで怖いです。

もっとも今までの取材も忘れ物しないで行ったことはないので、「何を忘れるか」が問題ですが…

軽くなったとはいえ結構な重さの荷物なので、いまから自宅までタクシーを呼んで隣駅まで行き、そこからリムジンバスで羽田空港に向かいます。

ではでは、無事に帰国することを第一に、1ヶ月間行ってきます!!