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2009年12月アーカイブ

ギブアップ+ハプニング発生!

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ルワンダの首都キガリの

前回よりいっそう煌びやかになったキガリの夜景

いよいよ今日で2009年も最後ですね。
もうお気づきの方も多いかと思いますが、今回の取材で私が一喜一憂していた「某A国大統領へのインタビュー」というのは、今滞在中のルワンダ・カガメ大統領のことでした。

駐ウガンダ・ルワンダ大使が紹介してくれた担当者に、ウガンダを出発する前に「到着後、連絡するのでよろしくおねがいします」という旨のメールを送り、一昨日にルワンダ到着してからも電話をかけていたのですが、なかなか連絡が取れず、先ほどやっと話すことができました。(ルワンダの省庁は、31日も仕事らしいです)

が、結果は「ごめんなさいね~。年末なんで、さすがに色々と忙しくて、電話にでられませんでしたわ~。ん~、今日来てもらっても今日中に日程を決めることは出来ないんで、年明けの月曜日、4日に来てもらっていいですか。それから調整しましょう」、とのこと。

――、まあ、当たり前ですよね…。

ルワンダへ

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雨のカンパラ市街

雨のカンパラ市街

滞在中のカンパラでは、ここ一週間ほど、天気の良くない日が続いています。

結局昨日も大きな進展はなく、いつまでも待っているわけにはいかないので、本日夜、ルワンダへ移動することにしました。

残された日数は10日を切りましたが、未だこの先どう展開するかわかりませんが、とりあえず正月はルワンダで迎えることになりそうです。

半年ぶりにコロンベと会えるのが、楽しみです!

取らぬ狸の皮算用 in Uganda

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カンパラのショッピングモール

カンパラのショッピングモール「ガーデンシティー」の入り口で踊っていたサンタの人形。
買い物している人は、みんな楽しそうでした。なんてったって、4連休ですもんね。

久しぶりの年末年始にかけての取材。
すっかり忘れていたのですが、一つとても重要なことを思い出しました。

「この時期、人と会う事は、ほぼ出来ない」

今日は日曜日。
昨日は土曜日。

金曜日はクリスマス。

木曜日はクリスマスイブ。

こちらは、都合4連休です。

そして今週は年末。
しかし日本とは違い、こちらの休みは大晦日と元日だけ。

でも今年は――

状況は、さらに微妙な方向に

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ウガンダ北部の雑貨屋

グルの雑貨屋

昨日の決戦を終え、状況はさらに微妙になってきました…。

結局、某A国大使とは無事に会えましたが、「なぜに同時に…」と余計な心配をする必要もなく、ジェネラルからの電話はありませんでした。(むしろなくて良かった)

A国大使との面会は、A国で手続き上必要となる正式な形での書類提出を行った後、実際に大統領にインタビューしたい内容を具体的に聞かれました。

ナイル川のカバ

ナイルでくつろぐカバの群れ。
カバは糞をするとき、尻尾で自分の糞をまき散らします。今回は距離があったので大丈夫だったのですが、遠い昔、幼稚園の遠足で行った地元の動物園。間近から散弾銃のように襲ってくる糞から逃げまどう友人たちの姿。現場は阿鼻叫喚の地獄でした。

先の記事でキーパーソンから電話がかかってきたと喜び、慌てふためいてホテルを出て行こうとしたのですが、彼から教えてもらったら某A国側関係者の電話が繋がらない…。
「またか…」と気落ちしつつも根気よく30分毎にかけ続けたら、3時間後にやっと繋がったので、それはもう一生懸命に事情説明しました。

「○○さんの紹介で電話した■■という者で、△△という話などを貴国大統領に伺いたいので、是非ともその機会を与えてもらえないでしょうか?」と、拙い英語でまくし立てるように話し終わった直後、少しの間があり、

「すいません、何をおっしゃってるのかわからないんですけど…。あなた、どちらにおかけですか??」。

――教えてもらった番号、違ってました……。

待ってます…

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ウガンダを流れるナイル川

悠久の時を感じさせるナイル川の流れ

キーパーソンとその家族を20日の夕食に招待していたため、同日、グルからカンパラに戻りました。
前回のブログ更新時までは順調に進んでいた取材ですが、ここはアフリカ、やはりそんなに甘くはありません。

結局グルでの取材も、諸々の調整がうまくいかず、予定の半分くらいしか消化出来ませんでした。

そして、カンパラに戻ってきてからは、例の大統領へのインタビューの可否が確定するのを、いつものごとくホテルで待つ昨日今日です。
(可能でも不可能でも、とにかくこれが決まらないと、全く他のスケジュールを組めないんです……)

と、泣き言とグルの話をアップしようとしていた今、電話が!

すこし進展がありそうな気配なので、ちょっと出かけてきます。

グルには無事に到着したものの――

グルの町中

グルの復興は順調に進んでいる。
前回はデコボコの土の道路だった通りも、きれいに整備されていた。

グルには予定通り、(今回は車の故障もなく)一昨日の午後、無事に到着しました。
そして現在予定通り取材を進めています。

しかし、ネットへの接続にUSB型の機器を通して携帯電話会社が提供しているモバイルデータ通信サービスを利用しているのですが、利用者が増加したせいか、サーバーや回線自体の問題なのか、とにかく遅い…。
平均1KB/sにも満たない、気が遠くなるようなスピードです……。

しかもたびたびデータの送受信量が「0」になってしまうので、認証が必要なページにはほとんど接続できない状況で、ブログのアップはおろかメールの送受信もままなりません。

そのため今はサイバーカフェ(日本でいうところのインターネットカフェ)に来て、これを書いています。

ウガンダ北部へ

94歳の老人

カンパラ市内で出会った、グル出身の老人。彼曰く、1915年生まれの94歳とのこと。

某A国大統領インタビューに必要な書類は、なんとか月曜日の午前中に完成しました。
後はキーパーソンと大統領のスケジュールが空いているがどうかの運に任せつつ、本日(16日)から20日まで、ウガンダ北部・グルに行くことにします。

初訪問の2000年から今回で都合9回目の訪問になるのですが、本当に凄い勢いで復興と開発が進んでいて、相変わらずそれに伴った物価の上昇もすさまじいようです。
誰に聞いても「グル!? ホテルも食事も何もかもが狂ったように高いよ」と、その異常な状態はウガンダのみんなが知っているようです。

今回の目的は、数年前から追跡取材させてもらっている元子ども兵士のニコラスに会うことと、書籍用の追加取材としてLRA(神の抵抗軍)の母体になったといわれてるHSM(聖なる魂の運動)の創始者、アリス・ラクウェナの足跡をたどることです。(多くの方からお叱りを受けていますが、今回の取材を最後に、本当に今度こそ本格的に執筆します…)

メイン取材の調整は、あいにく鍵となる将軍二人と連絡がまだとれず、将軍たちの次に頼りになる准将は来週月曜日まで地方にいるとのことで、まだ棚上げ状態です。

前回は車が故障し、通常4~5時間ほどのグルまで12時間かかりました。(思い返しても大変だった)

明日は道中無事に何事もなく、着けることを心から祈っています…




【付記】
今回はスティーブンが、「グルにも暫くいってないし、久しぶりに一緒にいこうよ」と言い出し、今のところは5年ぶりに一緒に行く予定です。

(一応スティーブンは旅行会社の社長だったりします。なのに会社を5日間も空けていいのか?本人は「ノー・プロブレム!」と言ってましたが…)

予定外の展開

ホテルの部屋から見た雨模様

今日のスコールは結構長時間続きました。

昨日の結婚式の後、前回ガランバフォレストでの取材でもお世話になったウガンダにおける私のキーパーソンに会いに行きました。

目的はお土産を渡すことと、今回のメイン取材の可否についての感触を確かめるため

のはずが、思わぬ展開になりました。
メイン取材に関しては「いや~、あそこは本当に今は危ないからね~」と、あまり良い感触ではなく「やっぱり、場所が場所だけに、一筋縄ではいかないか…」と今後の手の打ち方について考え始めたところ、「後はどの国に行く予定なんだい?」との質問。

(あっ、話をはぐらかすつもりかな。そんなに厳しいのか…)と若干落胆しつつ、訪問予定の国名を答えました。

するとまったく想定していなかった質問が――
「某A国の大統領にインタビューしたくないか?」

青天の霹靂でした。

某A国大統領へのインタビューは、フリーの私にとってあまりにも壁が高いため、長年にわたり完全にあきらめていたのです。

もちろん私は二つ返事で「Yes!!」と答えましたが、気になるのはなぜ突然そんな話をキーパーソンが持ち出してきたかということ。
(まさか、また?)と思いつつ「ひょっとして、お友達?」と聞いてみたところ、「もちろん。とても親しくしているよ。ちなみに某B国の大統領も友人だから、インタビューしたいなら言っておくれ」との回答。

いやはや、なんと顔が広い…。
というわけで、うまく某A国大統領のスケジュールに空きがあれば、完全にあきらめていたインタビューが出来るかもしれなくなってしまいました。

もっともそのためには、明日中に英語で身上書などを作成して提出しなければならないのですが…。
間に合うかな……。

ウガンダの結婚式と披露宴

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結婚式中の新郎新婦

結婚式中の新郎新婦。一番右側にいるのが、スティーブン。

今までアフリカの結婚式は、モロッコとルワンダで参列させてもらったことがありました。
しかし残念ながら両方とも新郎新婦と直接の知り合いというわけではなく、その友人に招待されての参加でした。

残念ながら今回も新郎新婦とは会ったことがありませんでしたが、2000年にエボラ出血熱の取材に同行して以来の友人であるスティーブンが、花婿の介添え役である「Best Man(新郎にとって最も重要な人がお願いされる、とても名誉な役割)」として式に出るため、良い機会だから私にウガンダの結婚式を見てもらいたいと考え招待してくれたようです。
(*先日の記事で「媒酌人」と書きましたが、微妙に違いました)

飾りをつけた車

移動中に新郎新婦が乗る車は、リボンで飾りつけられています。昨日は日取りが良かったのか、式場に向かう間に20台以上、同様に飾り付けられた車を見ました。

式が行われている場所に私が到着した時、すでに式は終盤に差し掛かっていたのですが、幸せそうな新郎新婦の横で、新郎とまったく同じ衣装(そういう決まりらしい)を纏ったスティーブンが、予想通り、緊張してぎこちない笑みを浮かべている姿を見ることが出来ました。
(彼とは長いつきあいなので、双方の失敗や笑い話を知り尽くしています。たまにその出来事をネタに話をするので、今回の緊張した顔も良いネタになりそうです)

カンパラ

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#.jpg

カンパラの町並み。ごらんの通り結構な都会です。基本的な日常生活には、まったく困りません。

ウガンダ到着4日目。
昨日は無事にプレスカードも入手し、徐々に取材への準備を整えています。

それにしても相変わらず渋滞が酷い。
左の写真の通り、カンパラは結構な都会です。

そのため多くの車が町中に流入してくるのですが、その台数に道路のキャパが全く追いついていないため、いつも至る所で渋滞が発生し、クラクションが鳴っています。

さてさて、こちらも週末
窓の外ではパーティーがあるらしく、大音量で音楽が鳴り始めました。

今から私も結婚式に参列してきます。
10年来の友人であるスティーブンが、ウガンダ人カップルの結婚式で媒酌人をつとめるらしく、なぜか私も招待されました(新郎新婦とはまったく面識ありませんが…)

#.jpg

ホテルでの夕食。インド人が経営するホテルなので、ここのところ毎日インド料理料理三昧です…

それにしても、ウガンダの結婚式でも日本と同じように媒酌人というシステムが存在することは知りませんでした。

普段は過ぎるほど冷静沈着なスティーブンですが、特殊な状況下では意外と緊張するところもあるので、無事に媒酌人を努められるのか、見守ってきます

ウガンダ着

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ドバイの高級ワインバー

トランジット中のドバイにて。

今回は不時着でどこかの国に寄ることもなく、昨日、無事にウガンダに到着しました。

まあまったく何事もなかったというわけではなく、羽田のカウンターでチェックインしようとすると係員の方が「あれ??」というリアクション。
その後、何度もどこかに電話をかけて何かを確認している様子。

どうやら日程変更が完了していたはずのチケットが、実際は変更されていなかったようです。
結局、関西空港ですでにウガンダの代理店に支払い済みの日程変更代金を再度支払い、座席に空きがあったので何とか無事に乗ることが出来ました。

前回とは違い、比較的に順調にスタートした今回。
良い取材が出来るように、今から各種調整に入ります。

(写真説明)

世界的にそうなんだと思いますが、ドバイ空港における喫煙者の扱いは残酷です。
もし無料でタバコが吸いたいなら、だだっ広い空港のはずれにあるただ一カ所の喫煙所に行かなければなりません。
今回私が搭乗予定のゲートは真反対にあったため、片道15分もかかるというのです。
そんなに時間に余裕がなかったため、旅のはじめから贅沢だと思いつつも、出発ゲートのそばにあったもう一カ所の喫煙できる場所「高級ワインバー」に入ってしまいました…。

そこまでして吸わなくても。という声が聞こえてきそうですが…。

いよいよ出発です。が……

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ウガンダに残してきた荷物

これだけ現地に置いてると、スーツケースも軽いです

なんか変です。
思ったよりも準備が早く終わってしまいました。

ん~、でも忘れ物がありそうで怖い…。

前回、ウガンダの友人に重い荷物や日本で使用しない物を預けてきたので、いつもと比べるとパッキングも比較的スムーズに終わりました。

スーツケース内も余裕があるし(入っているのはほとんどお土産関係)、カメラバックもコンパクトな機材を導入した関係で、いつもより軽い。だからこそ、自分の性格を考えると、なにか忘れていそうで怖いです。

もっとも今までの取材も忘れ物しないで行ったことはないので、「何を忘れるか」が問題ですが…

軽くなったとはいえ結構な重さの荷物なので、いまから自宅までタクシーを呼んで隣駅まで行き、そこからリムジンバスで羽田空港に向かいます。

ではでは、無事に帰国することを第一に、1ヶ月間行ってきます!!