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子どもゴリラとシルバーバック

消えゆく森の賢者−マウンテンゴリラ

ルワンダ共和国の首都キガリから北へ約130km。最高峰カリシンビ山(4507m)を筆頭に3500m級の火山からなるルワンダ火山公園がある。

赤道直下にも関わらず、標高が高いため朝夕の気温は10度を切る。この清涼な地に、国際自然保護連合の発行するレッドデーターブックで、トラやパンダなどと共に「絶滅危惧種」に指定されているマウンテンゴリラが生息している。

総数わずか600頭強。黒く隆々たる巨体からは意外な感じがするが、マウンテンゴリラは草食獣であり、他の動物に対しても、自分からは決して攻撃をしかけることのない平和主義者でもある。

そんな彼らの暮らす鬱蒼としたジャングルは近年、人間の手によって急速に破壊され続けている。700〜900万年前に同じ祖先から別かれた人類とマウンテンゴリラの遺伝子は、今もわずか2%しか違わないのだが…。

カリシンビ山 あくびをする子どもゴリラ シルバーバックの背中 シルバーバック ゴリラの兄弟 食事中のゴリラ 木にぶら下がるゴリラ うたた寝をするゴリラ 仰向けに横たわるシルバーバック ドラミングをする子どもゴリラ カメラを見る赤ちゃんゴリラ 母ゴリラの背に乗る赤ちゃんゴリラ 赤ちゃんゴリラアップラ お尻をかく赤ちゃんゴリラ 母の背中に乗った赤ちゃんゴリラ 木の上でくつろぐゴリラたち
【撮影】 1998年〜2005年/ルワンダ

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